ちょうちょは風で運ばれる

バチカン市国といえば有名なローマ法王のいるところ。
ローマ市内にあるけれど、独立した世界最小の国家である。

このバチカン市国が国民１人あたりの太陽光発電量でピーク時200ワットとなり、世界１位となった。

えー？と言うなかれ、そうなんだからしょうがない。
でも人口はたったの８００人あまり。
日本のオフィスビルでも東京のデカイのなら１万人くらい入ってるからビルよりも少ない。
８００人収容のコンサートホールって言うとどれくらいだろ。
近所のそれを思い浮かべてもらえば「８００人てこんなもんか」と感じが分かると思う。

このバチカン市国、２００８年にパウロ６世ホールと言う所の屋根に太陽光発電のソーラーパネルを２４００枚つけたそうで、それが効いてるんじゃないの？と思う。

だって８００人だもの。
ちょっとデカイ施設で太陽光発電すれば（収容人数数百人規模の施設で）
あっという間に一人当たりの発電量は飛び上がる。

ちなみに環境先進国のドイツは８０ワット/１人らしいからダントツの１位である。

パウロ6世ホールは５０００平方メートルの屋根に２４００枚のソーラーパネルを設置、
年間３００メガワットの発電が可能で、同ホールや隣接する建物が１年間に使用する電気を賄えるらしい。
ハンパじゃない。

はっきり言って理由はこれだって。

ということで今、バチカン市国は世界で最も環境に優しい国家　だそうです。