ちょうちょは風で運ばれる

世界気象機関が2010年の世界の平均気温が観測市場最高になるとの見通しを発表した。

AFPによると12月2日、世界気象機関（World Meteorological Organization、WMO）のミシェル・ジャロー（Michel Jarraud）事務局長は世界の平均気温が観測市場最高になるとの見通しを発表。
「史上3位以内に入るのはほぼ確実だ。1～10月では過去最高になるだろう」とコメントした。

メキシコで開かれている国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議（COP16）の記者会見で述べたもの。

なんだか気候が変わってきてる。
よく平均気温って話がでますが、

気温っていうのは一日の中でも昼間の気温が高い時、夜から朝の低くなる時、
数日中でも暖かい日も寒い日もある。
季節で言っても冷夏や猛暑、暖冬や厳冬があって、結局平均すれば大抵同じような所に来る。

地域によって熱くなる地域があれば、逆に寒くなる地域もある。

これは地球に降り注ぐ熱と逃げていく熱は一定なんだから当然の話。
だからこれが0コンマ数度、または1度も2度も変わったらすごい話なんだよね。
地域全体や地球全体の話になると莫大なエネルギーになる。
鍋の水を1度上げるのとプールの水を1度上げる熱量は全然違うのとおんなじ感じ。

それに沸騰した水は100度だとか鉄が溶ける温度が1500度だとか、寒さが厳しい地方がマイナス何十度になるとか言うと1度2度はたいしたこと無いようなイメージになる。
でもたいていの生物が活発に生きている温度ってせいぜい数度～35度くらいの間の地域だから、その間って30度くらいしかない。
30度くらいの間の1度2度ってでかいんだよなぁ。

それも短期・一時的な温度の上昇じゃなく、平均してそういう差が出るって言うのはやっぱりでかいと思う。

だいぶ気候が変わってきて、地域の生態系や植生が代わってきてるって言うけど、日本の四季はこのまんまでいてほしいと思う。
といいつつすでに変わってきてるけど。
昔は氷が張ってた湖がここ数十年氷が張らなくなったとか、夏が昔は夏日って言ってて30度越えるとあちぃーって感じだったけど、最近はその言葉じゃ足りなくなって猛暑日って言葉になって36度以上が結構普通にあったり。
春はぽかぽか、夏はカーッと暑くて、秋がすごしやすくなって紅葉があり、冬ははっきり寒くて雪が降る。
日本は四季がはっきりしていて、それぞれに特徴が大きかったりするんで、これを続けていってほしい。

とりあえず亜熱帯の日本になるのはいやだなあ。